この記事の結論最初に外へ出すのは、手順が決まっていて、決めることが社内に残る作業です。入稿、数値確認、レポート整備、制作物の進行管理を業務委託の実務者に渡し、担当者は目標と優先順位の判断、社内の調整に時間を戻します。出す業務と月の稼働時間を先に決めてから頼むと、受け入れの負担を抑えられます。
1人担当で起きていること
マーケティングを1人で見ている会社では、作業と判断が同じ人に集まります。入稿と数字の確認に追われると、「次に何をやるか」を考える時間が消えます。判断が遅れると作業の優先順位も決まらず、目の前の作業がさらに増えます。この循環に入ると、人を1人足しても同じ状態が2人分になるだけです。
外に出すときの狙いは、手を増やすことより、担当者を判断の仕事に戻すことに置きます。
外に出しやすい業務の順番
出しやすいのは、手順が決まっていて、決めることが社内に残る業務です。順番にすると次のようになります。
| 順 | 業務 | 出しやすい理由 |
|---|---|---|
| 1 | 入稿、配信調整、日次・週次の数値確認 | 手順が決まっていて、引き継ぎが短い |
| 2 | レポート整備 | 型を一度作れば、毎月同じ形で回る。数字を読んで決めるのは社内のまま |
| 3 | 制作物の進行管理(制作会社とのやり取り) | 時間は取られるが、社内に残るのは訴求方針の承認と必要な情報共有に絞れる |
| 4 | 改善案の作成 | 決めるための材料を作る仕事。採否は担当者が決める |
社内に残すのは、事業目標、予算の上限、訴求方針の承認、経営層への報告です。ここまで外に出すと、担当者が何を決めているのか社内から見えなくなります。
月の稼働時間の決め方
1〜3の業務をまとめて渡す場合、運用の実務は月30時間前後からが目安です。担当者の作業のうち、手順が決まった部分がそのまま移るイメージです。実際に必要な時間は任せる業務から逆算し、業務を1つに絞る場合も課題を伺ったうえで決めます(役割別の稼働時間の目安)。
任せる業務の範囲、稼働時間、報酬は、候補者のご提案前に人材要件として固めます。何を出せばよいか決まっていなくても、事務局が任せる業務の整理から入ります。
あわせて確認したいこと
レポート整備の切り出し方は広告のレポート整備や数値管理が追いつかないにまとめています。採用を待つ間のつなぎ方はマーケターの採用が決まらない間、施策を止めないにはどうするかをご覧ください。
任せられる業務の全体は任せられる業務と人材の層を、費用はマーケティング業務委託の費用相場と月額の内訳をご覧ください。ご相談はMarqITのサービス詳細から承ります。
よくある質問
業務を1つだけ任せることはできますか
できます。広告運用だけ、レポート整備だけといったご相談も承ります。
担当者から直接、日々の依頼をしていいですか
契約形態は業務委託(準委任)です。業務範囲や責任分担は契約上の整理として事前に決め、日々の業務連携はその範囲で行います。
何を出せばいいか決まっていなくても相談できますか
できます。現在の体制と困っている業務を伺い、どの役割を外部に任せるか一緒に整理します。この時点で費用は発生しません。
費用の目安はどれくらいですか
初回マッチング費用10万円/人(税別)、実稼働費(時給×稼働時間)、月額運営費5万円/社(税別)の3点です。稼働者1名・月40時間の料金例は、料金のコラムにまとめています。